在宅勤務が増えたり、家にいる時間が増えたことでパソコンやスマホの画面を見る時間が長くなり、 ますます増えているのは眼精疲労に困る方々。 かといって、目薬に頼りすぎるのを気にする方も多いようです。
眼精疲労には、冷たいタオルを目の上に当てるのがいいのか？ それとも 温かいタオルを目の上に当てるのがいいのか？ 改めて問われると、ふと悩んでしまいませんか？
冷たいタオルは、感覚が鈍くなり痛みを抑えるので、 仕事中などの休憩にはもってこいです。
一方、温かいタオルは、血管を緩めて血流がよくなるのですが、 温かさが十分に行き渡ると、今度は開いた血管を収縮させて 血流をセーブし元に戻ろうとします。 この状態で再び眼を使うと、 組織中の疲労物質が血液中に出て行きにくくなって蓄積するので、 かえって疲れやすくなります。 温かいタオルは、仕事後のリラックスに使用するのがよい・・・ということですね。
冷たいタオルと温かいタオルの使い分け、是非お試しください。
それでもなかなか良くならない時は、ヘッドマッサージも効果的です。
頭や目の周りのツボを刺激し、カチカチになった頭皮を心地よくほぐしていくことで、リラックスして自律神経が整い、血流がよくなります。目の周りや頭の締め付け感がふっと軽くなります。
当治療室のヘッドマッサージは、的確なツボ押しで、施術後視界が明るくなったという方もいます。ヘッドマッサージのみも承っておりますので、お気軽にお試しください。
【しょぼしょぼするような眼の疲れには】
眼精疲労に効くツボはたくさんあります。 眼の周りはもちろん、頭にもありますが、 意外なところにあるツボが、意外と効いたります。 それは足の甲にある「太衝」というツボです。 ここをイタ気持ちいいくらいの強さで何回か押していくと、 眼のあたりがスーッとしてきます。 眼の周りのツボを直接刺激するより、効果が長持ちするような気がします。
| 【太衝】足の甲で、親指と人差し指の骨が 交わるところにあるくぼみの中で、 押さえてずんと痛みのあるところ、または気持ちのいいところ。 |
